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保護者の方へ
いじめに遭ってる方

い じ め と は
  抵抗できない弱い人に対して個人又は集団で,意識的に,精神的あるいは肉体的な苦痛を与えることであり,いじめられた人は想像もできないほどの深い苦しみを味わい、誰にも相談できず自分ひとりで問題を抱えてしまい自殺など悲しい結末になることもあります。

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元中学校教師が経験に基づいて子供に対する接し方、学校への対応の仕方、子供が送る小さなサインを見逃さない方法。「いじめに遭っている子供たち」への相談、アドバイスなど行います。

今日のYahooブログから
いじめ問題への緊急提言(教育再生会議)批判

昨日、教育再生会議が、【いじめ問題への緊急提言】を発表しました。
厳罰主義の色合いの濃い提言ですが、これでいじめが止まるかというと、難しいというのが結論です。
以下、少し詳細に提言内容を検討し、わたしの認識との違いを明らかにしてみようと思う。

まず、【緊急提言】と銘打っていることから分かるように、この提言は緊急避難的措置という性格が強いと思いますが、全体の印象としては、緊急避難的認識が薄いというのが印象です。

1、学校はいじめを反社会的行為で絶対許されず、見てみぬ振りをするものも加害者だと徹底指導する。
※今まで、学校・教師にこの認識がなかったかのように書かれているが、いじめが多発した時代以降、ほとんどの学校はこの認識で指導してきたはずです。緊急提言と銘打つほどのものではありません。
2、学校は、いじめがあった場合、チームをつくり解決に当たる。教委もサポートチームを結成する。
※ここで新しいといえば、教委のサポートチーム結成くらい。
3、学校は、問題を起こす子に指導・懲戒の基準を明らかにし、毅然とした対応をとる。例えば、個別指導、別室内での教育など。
※そんなものは、20年以上前からやってきたことです。多くの中学校では、ほとんど常識といってもよいものです。

   
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